日本代表 マオリ戦へFWから突破口だ
「ラグビー・国際親善試合、日本-マオリ・オールブラックス」(8日、秩父宮)
ラグビー日本代表は7日、ニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成するマオリ・オールブラックス戦に向けて、会場の東京・秩父宮ラグビー場で前日調整を行った。1日の第1戦(神戸)は21-61で大敗。カウンターアタック対策など戦術面を修正して臨む。
初戦ではあえてパス回しに徹して、許した8本のトライのうち6本はカウンター攻撃からだった。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「今回はバランスを取る」と明言。状況に応じてキックとパスを使い分ける。さらに優勢だったスクラムで、より圧力をかけていく。「もう少し相手の弱点を攻めていきたい」と、FWから突破口を開いていく算段だ。
入場券は完売。満員の秩父宮でエディー・ジャパンが大番狂わせを狙う。