“レジェンド”葛西 カズに刺激受けた
スキー・ジャンプ男子ソチ五輪銀メダリストの“レジェンド”葛西紀明(42)=土屋ホーム=が7日、都内で新シーズンに向けた会見に出席し、3つの新たな“伝説”への挑戦に意欲を燃やした。
1つ目はW杯での自身の持つ最年長優勝記録(41歳7カ月)の更新、2つ目はまだ手にしていない世界選手権での金メダル獲得、そして最も力が入っていたのは得意のフライングヒルでの最長不倒記録樹立だ。現在の記録は246・5メートル。「奥さんを連れて行って、世界記録を更新したい。250メートル行けるかも」と、目を輝かせた。
先日、サッカーの三浦知良(47)=横浜FC=との対談が実現。「ハグしてもらった。『次(の五輪)も、その次も』と言ってくれたので、頑張りたい」と、刺激をもらった。
オフはイベントや、結婚など多忙で、練習は例年の半分しか積めなかったが「これで結果を出せれば、ほんとに俺って凄い。楽しみ」と、“レジェンド”節で締めくくった。