帝京大 明大破り4年連続5度目V

 「関東大学ラグビー対抗戦、帝京大31-6明大」(16日、秩父宮)

 帝京大が明大をノートライに抑えて31-6で快勝。全勝対決を制して6連勝とし、4年連続5回目の優勝を決めた。明大は5勝1敗。帝京大は30日の慶大戦(秩父宮)で勝てば7戦全勝での単独優勝になる。勝敗数が並んだ場合は同順位となるため、慶大に敗れた場合は、1敗の明大、早大、慶大にも同時優勝の可能性がある。

 全勝対決でも、王者の確固たるスタイルは崩れない。今季はBKにタレントをそろえる明大のアタックを、強烈なプレッシャーをかけて封じた帝京大が快勝。ライバルを寄せ付けない強さで4連覇を決めても、SH流(ながれ)主将は「まだまだ成長、進化できる部分はある」と、満足することはなかった。

 1点差に詰め寄られた後の前半26分から3連続トライで一気に突き放した。チーム全員でボールを動かすことに主眼を置いたゲームプランを立て、岩出監督は「これをもっと磨いていって、相手を翻弄(ほんろう)したい」と、さらなるレベルアップを求める。大学選手権6連覇へ、指揮官の手綱が緩むことはない。

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