京大屈辱…創部以来初の入れ替え戦へ
「関西学生アメフット、関大14-12京大」(22日、王子スタジアム)
京大が関大に12-14で敗れて1947年の創部以来初めて2部との入れ替え戦に回ることになった。日本一4度の実績を持つ京大は1勝6敗で7位。OB会長で前監督の水野弥一総監督が率いる追手門学院大と残留を懸けて12月7日に戦う。
残り50秒で逆転TDパスを通され、つかみかけた勝利を逃した。屈辱の入れ替え戦行きが決まった京大の西村監督は「これが今の実力。いろんなところで詰めが甘かった」と唇をかんだ。
ミスから自滅した今季を象徴していた。攻撃獲得ヤード数で関大を上回ったが、8度の反則による罰退は計67ヤード。第2Qには敵陣ゴール前に攻め込みながら、パスを通せずFGに終わり、主導権を握り損ねた。
生き残りを目指し、水野氏が総監督の追手門学院大との因縁対決に挑む。QB林田は「やることは変わらない。自分のすべきことをやるだけ」と気合を入れた。