甲子園ボウルは関学大VS日大
「アメフット・全日本大学選手権、関学大55-0名城大」(30日、王子)
決勝の甲子園ボウル(12月14日)を懸けた東西の代表決定戦が行われ、東日本は日大(関東)が2年連続33度目、西日本は関学大(関西)が4年連続49度目の出場を決めた。日大はQB高橋からWR西村へのTDパスなどで着実に得点を重ね、東北大(東北)に63-6で快勝。甲子園ボウル4連覇を目指す関学大はRB加藤の2TDを挙げる活躍などで名城大(東海)に55-0と圧勝した。
関学大に勢いをもたらしたのは田中だった。関西学生リーグで優勝を決めた立命大との最終戦に続き、キックオフリターンで敵陣へ攻め入って先制点につなげた。その後もリードを広げて大勝したが「(自ら)タッチダウンに持っていかないといけなかった」と反省。鳥内監督は2年連続の日大との大一番へ「簡単にはいかんでしょう。最後第4Qで勝負できるように頑張ります」と気を引き締めた。