流通経済大、ド執念の逆転勝ちで連覇
「関東大学ラグビーリーグ戦、流通経済大26-21中大」(30日、秩父宮)
最後の最後でVをつかんだ。流経大は2点差を追うロスタイムの後半44分、相手ゴール前でのスクラムで反則を誘うとフランカーの広瀬が一気にインゴールへ突進した。
劇的な逆転トライにフィフティーンは喜びを爆発させた。CTB木村主将は「接戦になるとは思っていたが、ここまで苦しいとは…。正直しんどい試合でした」と振り返った。
中大の激しいタックルにボールキープができずミスや反則を連発。後半28分までに7点差をつけられて敗色濃厚だった。内山監督も「焦って自分たちで崩れてしまった」と劣勢を認めたが、木村主将は「相手陣内に入ればチャンスはあるはず」とあきらめることはなかった。次の目標は大学選手権でのベスト4だ。