17歳・山口2回戦へ「1試合ずつ」
「バドミントン・全日本総合選手権」(2日、代々木第二体育館)
各種目の1回戦が行われ、女子シングルスで17歳の山口茜(福井・勝山高)が福永彩(専大)を2-0で下し2回戦に進んだ。昨年優勝の三谷美菜津(NTT東日本)も初戦突破。2011年大会優勝の奥原希望(日本ユニシス)は敗れた。シングルス初の7連覇を目指した男子の田児賢一(NTT東日本)は左足首の捻挫で棄権した。20歳の桃田賢斗(NTT東日本)はストレート勝ち。
女子シングルスは世界ジュニア選手権2連覇、ユース五輪銀メダルと今年も実績を積んだ山口が、大学生を17分で退け、初の日本一へ順調に船出した。1年前に80位台だった世界ランキングは海外経験を積んで16位まで浮上。3年前に最年少優勝した奥原に並ぶ高校2年での頂点へ期待が高まる中、「1試合ずつマイペースで」と静かに闘志を燃やした。