早大・渡辺監督猛ゲキで有終Vへ
「箱根駅伝」(1月2日開幕、10区間)
第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)に出場する21大学のエントリー選手(各16人以内)が10日、発表され、有力校の監督によるトークバトルが行われた。
今季限りでの退任が決まり、監督として最後の箱根駅伝となる早大の渡辺康幸監督(41)は退任の理由について「細かいことはいえない。ただ早い段階からそういう話にはなっていた」と話すにとどめたが、有終Vに向けては手応えをつかんでいる様子。
「エース不在だが、5区、6区、山上りと山下りは経験者が残っている。山で優位に運びたい」。1、2年時に5区で区間3位となった山本修平主将(4年)、前回の6区区間2位の三浦雅裕(3年)がおり、山を勝負どころに位置付けた。
有終Vに向け、“秘策”も披露。「集大成。最後の箱根となるので、運営管理車から(駒大の)大八木監督より大きな声で選手を応援したい。放送コードに触れない程度で」。正月の風物詩となっている大八木監督のゲキを超える“猛ゲキ”で花道を飾る。