女子高生剣士・宮脇花綸8強で散る
「フェンシング・全日本選手権個人戦」(21日、大田区総合体育館)
女子フルーレでユース五輪銀メダリストの宮脇花綸(17)=慶応女子高=は準々決勝で、10年広州アジア大会団体銀メダリストの吉沢千恵(30)=群馬クラブ=に12-15で敗れ、女子で高校生初の優勝はならなかった。仁川アジア大会代表の西岡詩穂(25)=ネクサス=が、初優勝を飾った。男子フルーレはロンドン五輪団体銀メダリストの千田健太(29)=阿部長マーメイド食品=が、2連覇を成し遂げた。
女子高生剣士として注目を集めた17歳の宮脇は、自身初の8強入りを果たしたが、準々決勝では勝負どころで突き放され敗退。「優勝を目指していたので残念。自分の甘いところが出た」と唇をかんだ。来年は慶大に進学し、16年リオデジャネイロ五輪の選考レースに臨む。