国体Vのホッケー三菱化学坂出が栄冠

 デイリースポーツなど香川県内の新聞、通信社、放送計16社のスポーツ担当記者で構成する高松運動記者クラブは、2014年の「第22回香川スポーツ賞」を馬術男子・大西徹平(高松高3年)と、ホッケー男子・三菱化学坂出に贈ることを決めた。表彰式は13日、高松市内のホテルで行われる。

 三菱化学坂出は、成年男子代表として出場した10月の長崎国体で、県勢初となる4強突破。そして強豪・愛知との決勝は、1-2から濃霧と雨で中止。両チーム優勝ながら、県ホッケー界初の国体制覇という快挙を成し遂げた。

 まさに選手一丸で攻守に粘り強かった。真骨頂を発揮したのは、決勝戦だった。体を張った守備で失点を食い止め、攻撃では数少ないチャンスを得点に結びつけた。接戦に持ち込んで、日本代表を多数輩出する相手に一歩も引かない堂々としたゲームだった。

 創部から40年以上の伝統を築いてきた。全員が三菱化学坂出事業所の社員で、ジュニアのホッケー教室を開くなど競技の普及にも力を注いでいる。

 吉川康弘監督兼選手は「優勝は会社のサポートのおかげ。今後も競技力向上とともに、普及拡大に力を尽くしたい」とさらなる奮闘を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス