筑波大の主将・松下がスクランブル出陣

 「ラグビー大学選手権・決勝、帝京大-筑波大」(10日、味スタ)

 ラグビーの第51回大学選手権決勝は10日に東京・味の素スタジアムで行われる。国立大として初の日本一を目指す筑波大は、肩のけがで戦列を離れていた主将のCTB松下真七郎(4年・福岡)がスクランブル出陣。帝京大は主将のSH流大(ながれ・ゆたか、4年・荒尾)らベスト布陣で6連覇に挑む。

 茨城県つくば市で行われた9日の最終調整には松下がいた。今季は2戦目の早大戦に先発出場したが、左肩亜脱臼で退場。大学選手権の関学大戦で途中出場したものの、9分間で再び交代。東海大との準決勝も欠場した。しかし、古川監督は「松下が入ると、チーム全体のプレーの精度、圧力が全然違う」と期待。松下は「ここまできたら、勝って日本一になりたい」と言い切った。

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