女子14歳コンビ、前年女王に黒星
「卓球全日本選手権」(16日、東京体育館)
女子ダブルス5回戦で、昨年12月のワールドツアー・グランドファイナルを制した14歳コンビの平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)組は、前年度王者の石川佳純(21)=全農、平野早矢香(29)=ミキハウス=組に2-3で敗れた。石川組は準決勝に進出した。同シングルスでは前年度女王の石川が順当勝ちし、伊藤、平野美も8強入りした。
14歳ペアが女王をあと一歩まで追い込んだ。伊藤は「相手は精神面が違う。大事なところで決めてきた」と脱帽し、平野美は「気合がすごくて、相手として認めてもらっていると感じた」と振り返った。2人はシングルスでは8強入り。次戦で石川と対戦する伊藤は「自分から攻めたい」と闘志を燃やした。