パナソニックのバーンズ2季連続MVP
ラグビー、トップリーグの年間表彰式が2日、東京都内で行われ、最優秀選手(MVP)には2季連続でパナソニックのSOベリック・バーンズ(28)が選ばれた。3トライ、30ゴール、27PGでともに初となる得点王とベストキッカーにも輝いた。
新人賞は山下楽平(神戸製鋼)が受賞した。トライ王は11トライで3人が並び、山下と堀江恭佑(ヤマハ発動機)は初、ネマニ・ナドロ(NEC)は3季ぶり2度目の受賞となった。
反則が少ないチームを表彰するフェアプレーチーム賞は2季連続でパナソニックが獲得。レフェリーとして初めて担当試合が100に達した谷口かずひと氏に功労賞が贈られた。
パナソニックの2連覇に司令塔として貢献した元オーストラリア代表のバーンズが、2季連続でMVPに輝いた。ベスト15が並ぶ前で「ステージ上の14人の選手も、この賞に十分に値する。その中で受賞できて恐れ多い」と話した。9月に始まるW杯に向けて「過去の日本はフィジカルが課題と言われていたが、改善されている。強化は進んでいる」と実感を述べた。