宮本東京五輪へ“加速”大会2連覇

 「陸上・日本ジュニア室内大阪大会」(7日、大阪城ホール)

 男子中学60メートル走に出場した宮本大輔(15)=山口・周陽中=が大会記録まで0・01秒に迫る6秒83で大会2連覇を達成した。

 スタートで加速し、2位に0・21秒差をつけての優勝。「連覇が達成できてうれしい」と喜びつつも、記録更新も目標に掲げていたため「あとちょっとだった。悔しい。後ろを気にしてしまった」と控えめに振り返った。

 昨年8月の全国中学校体育大会では100メートルと200メートルの2冠を獲得し、100メートルでは10秒56で日本中学新記録を樹立した逸材。もちろん目指すのは5年後の東京五輪だ。

 100メートルで日本歴代2位の10秒01の記録を持つ桐生祥秀(19)よりも、中学当時のタイムは速い。「まずは勝っていることを自信に、今後も目標に頑張っていきたい」。今年は「高1歴代最高の10秒45」更新を目指し、新星は加速する。

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