葛西「腹が立つ」ジャンプ男子団体4位
「ノルディックスキー世界選手権」(28日、ファルン)
ジャンプ男子団体(HS134メートル、K点120メートル)で葛西紀明(土屋ホーム)竹内択(北野建設)小林潤志郎、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)の日本は合計831・2点で4位だった。ノルウェーが2回ともトップの得点で872・6点まで伸ばし優勝した。複合団体スプリントで渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)兄弟の日本は6位に終わり、フランスが2連覇を達成した。
逆転での表彰台へ望みを懸けた最後の飛躍は中盤から失速し、K点を2メートル越えるにとどまった。ジャンプ男子団体の日本は最後までメダル争いに加わったものの4位。4番手を務めた葛西はこの種目で3大会ぶりのメダルを引き寄せられず「4位は一番気持ちが悪い数字。腹が立つ」ともどかしさを口にした。