“山の神”神野、疲労骨折で欠場
「日本学生ハーフマラソン」(1日、国営昭和記念公園周辺コース)
1月の箱根駅伝で青学大の初優勝に大きく貢献した“山の神”こと神野大地(3年)が、1日に開催された日本学生ハーフマラソンを欠場した。右大腿(だいたい)骨の炎症によるもので、全治3週間とみられる。
原晋監督によると、2月5~15日に宮崎で行った合宿中に右足に異変を訴えた。帰京後にMRI(磁気共鳴画像)検査を受け、疲労骨折が判明。2週間前から休養しているが、大事には至っておらず、今月9日に医師が最終確認した後、練習に復帰する見込みだ。
原監督は「1、2月とマスコミに追われてテンションが上がり、体の異変に気づかなかったのかもしれない」と説明した。
神野は来年の東京マラソンへの挑戦を表明しており、今後のレースプランに変更はない。「ケガなく練習することは不可能。ギリギリの練習をやって、世界を目指していく」(原監督)。来月にもレースに復帰する予定だ。