日本1次L敗退 小笠原「残念」

 「カーリング女子世界選手権」(19日、月寒体育館)

 日本代表の北海道銀行は1次リーグでソチ冬季五輪金メダルのカナダに5-8で敗れ、ドイツには10-5で快勝して通算6勝5敗で6位となり、上位4チームによるプレーオフに進めなかった。カナダ戦の日本は1-0の第2エンドから続けて2点を奪われて主導権を握れず、後半に突き放されて敗退が決定した。

 日本は第10エンド途中に同点の可能性がなくなり、カナダに握手を求めた時点で1次リーグ敗退が決まった。スキップの小笠原は「どこの国も目指したところは一緒なので、プレーオフに行けなくて残念」と悔しがった。5位に入ったソチ五輪からメンバーが入れ替わった新チームにとって、体力や経験の不足といった課題が明確に。それでも小笠原は「必ず3年後につながる収穫のあった大会」と未来を見据えた。

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