愛、2年ぶり卓球世界選手権に気合
卓球の世界選手権個人戦(26日開幕、中国・蘇州)に出場する日本代表の男女計14人が22日、都内で会見した。女子の福原愛(26)=ANA=は2年ぶりの世界選手権へ「シングルス、ダブルスともに中国選手に勝ってメダルを取りたい」と目標を掲げた。
昨年4月の世界選手権団体戦(東京)は左足小指の疲労骨折で欠場。昨年12月には腰痛で休養し、3月のアジア杯(インド)で実戦復帰した。「つらい時期を乗り越えたからこそ、この場所に立てる。前よりメンタルは高まっている」と自信を見せた。
技術面ではリオデジャネイロ五輪を見据えて、昨年から馬場美香コーチの指導を受けており「プレーの幅が倍に増えた」と分析。昨年のアジア大会ではロンドン五輪銀メダルの丁寧(中国)から金星を奪っており「常に対中国選手をイメージして、いい練習が積めている」と進化を実感している。
団体戦を含めて12度目の世界の舞台。03年パリ大会での8強超えで、復活をアピールする。