内村8連覇へ盤石の首位「自身ついた」
「体操全日本選手権・第1日」(24日、国立代々木競技場)
男子予選が行われ、大会8連覇の懸かる内村航平(26)=コナミスポーツク=が92・150点で首位に立ち、26日の決勝進出を決めた。昨年の世界選手権銅メダリストの田中佑典(25)=コナミスポーツク=が90・100点で2位。3位には加藤凌平(21)=順大=が90・050点で続いた。大学生初戦となった白井健三(18)=日体大=は、87・900点で10位につけた。
“絶対王者”の強さは不変だ。内村が2位に2点以上の差をつけて首位発進。26日の決勝を前に、8連覇に大きく前進し「大きなミスなくできたことが結果につながった」と、満足げに語った。跳馬では大技リ・シャオペンに挑戦。ラインオーバーで0・3点減点されたが、技自体は成功させ「成功してすごく良かったなと。今後使える自信がついた」と、さらなる進化に手応えをにじませた。