女子シングルでみうみま共に3回戦へ

 女子シングルス2回戦でポイントを奪い、ガッツポーズする平野美宇
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 「卓球世界選手権」(29日、中国・蘇州)

 女子シングルス2回戦で第5シードの石川佳純(全農)、前日の女子ダブルスで敗退した中学3年の伊藤美誠(スターツ)と平野美宇(エリートアカデミー)がいずれも勝ったが、福原愛(ANA)と平野早矢香(ミキハウス)は敗れた。男子シングルス2回戦では世界ランキング5位の水谷隼(ビーコン・ラボ)がブラジル選手を4-2で下した。

 女子ダブルスの福原、若宮三紗子(日本生命)組、男子ダブルスの森薗政崇(明大)大島祐哉(早大)組と松平健太(JTB)丹羽孝希(明大)組はベスト8入りした。混合ダブルスは4回戦で吉村真晴(愛知工大)石川組が韓国ペアに勝ち、準々決勝に進出した。

 前夜にペアを組む女子ダブルスで敗れた中学3年の平野美と伊藤は、仕切り直しのシングルス2回戦に勝利した。

 試合後は部屋で反省点などを話し合ったそうで、平野美は「ダブルスに懸けていて朝まで悔しくて眠れなかったが、試合に入ったら集中した」とうまく切り替えた。3回戦では世界ランキング1位の丁寧(中国)に挑む。「気持ちで戦っていきたい」と意気込んだ。

 「美宇ちゃんより早く寝ていた」という伊藤は、自分の母親より年上の40代のベテラン選手にストレートで快勝。「お母さんと一緒に(練習を)やった成果が出ました」と話し、周囲の笑いを誘った。

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