照ノ富士、CMよりも大関昇進欲しい
「大相撲夏場所」(10日初日、両国国技館)
日本相撲協会は8日、夏場所の取組編成会議を両国国技館で開き、初日と2日目の幕内取組を決定。
成績次第で大関昇進が現実味を帯びる関脇照ノ富士(23)=伊勢ヶ浜=は初日に佐田の海(27)=境川=、2日目に大砂嵐(23)=大嶽=との対戦が決まり「1回負けたら、ぼろぼろといっちゃうからな」とスタートダッシュをにらんだ。
8日は伊勢ケ浜部屋で宝富士らと24番取り、19勝5敗。7日にはお茶漬けなどで知られる永谷園と広告契約を結んだが「俺はCMよりも大関が欲しい。大関になってCMが流れればいいよ」と威勢が良かった。
14勝が夢への一つの目安。23歳の大器は「今場所は14番だっけ?難しいなあ」と言いながら真剣な目つきだった。