御嶽海、最速2場所で新十両に昇進
日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で名古屋場所の番付編成会議を開き、3月の春場所に幕下10枚目格付け出しでデビューした東洋大出身の御嶽海(22)=みたけうみ、本名大道久司、長野県出身、出羽海=と拓大出身の高木改め高立(23)=たかりゅう、本名高木立太、石川県出身、木瀬=の2人が新十両に昇進した。
御嶽海は所要2場所で昇進し、遠藤や逸ノ城らに並び11人目となる最速記録。長野県からは1968年秋場所の大鷲以来47年ぶりの新十両となった。
夏場所は幕下で7戦全勝優勝の高立は初土俵から所要8場所での昇進で、史上5位のスピード出世(年6場所制となった58年以降初土俵で幕下付け出しを除く)。再十両は徳真鵬だけだった。