錦織2年連続8強「すごくいい試合」
「男子テニス、ゲリー・ウェバー・オープン」(18日、ドイツ・ハレ)
シングルス2回戦で世界ランク5位の第2シード、錦織圭(25)=日清食品=は同114位のダスティン・ブラウン(30)=ドイツ=を7-5、6-1で破り、2年連続でベスト8に進出した。準々決勝では世界51位のイエジ・ヤノビチ(ポーランド)と対戦する。
錦織が、格下の攻撃的なテニスをしっかり受け止め、はね返した。2年連続の8強に「自分にとってはすごくいい試合だった。リターンが素晴らしかった。サーブもとても良かった」と評価した。
地元のブラウンは196センチの長身から繰り出すサーブとフォアの強打が武器。昨年のこの大会で当時世界ランク1位のナダル(スペイン)に勝ったように、波に乗せるとやっかいな選手だった。序盤は第2サーブでも時速200キロを超える一打を打ち込まれたが、第11ゲームをブレークして第1セットを先取。第2セットは第2ゲームから6ゲームを連取した。
今大会の最大の目標はウィンブルドン選手権(29日開幕)に向けて「芝の経験を積む」こと。「コートの上ですごくいい感触だった」と充実感を漂わせた。