リオ五輪聖火リレー「トーチ」発表
来年のリオデジャネイロ五輪の組織委員会は3日、聖火リレーのトーチを発表した。デザインには南米初となる五輪を象徴して「躍動感、革新性、ブラジルの香り」の意味が込められている。
トーチはリサイクルされたアルミニウム製。火が付くとカバーが動いて内側から絵柄が現れ、最長で69センチに伸びる。流線的なデザインは空間を飛び抜ける選手をイメージし、ブラジル国旗を彩る緑、青などを用いて太陽、山、海を表現した。
聖火は来年5月にギリシャから首都ブラジリアに到着。リレーには約1万2千人のランナーが参加して、国内を陸路で2万キロ、空路で1万6千キロ運び、8月5日に開会式でマラカナン競技場の聖火台に点火される。