錦織、全米に照準「ピーク持って行く」
男子テニス世界ランク5位の錦織圭(25)が13日、12年4月から所属している日清食品との契約を新たに2020年12月31日まで更新し、都内で記者会見を行った。「世界の頂点を目指してもっと強くなりたい」と意気込んだ。
ウィンブルドン選手権では世界ランク1位のジョコビッチが連覇。錦織は「やっぱり強すぎる。彼にかなう選手がいないのが現状」と、あらためて王者に脱帽した。自身は左ふくらはぎ痛で2回戦を棄権したが、状態については「問題ない」とし、既に練習を再開している。
復帰戦は8月3日開幕のシティ・オープン(米ワシントン)を予定。8月末からは全米オープン(ニューヨーク)にも出場する。昨年準優勝した同大会に向け「ピークを持っていきたい」と、再スタートへ拳を握った。