太田凱旋帰国 リオ五輪“金締め”誓う
ロシアで開催されたフェンシングの世界選手権男子フルーレ個人で、日本人初の金メダルを獲得した太田雄貴(29)=森永製菓=が21日、帰国し、都内で会見した。
「夢だった世界選手権の金メダルを獲得できて、本当にうれしい。ロンドン五輪で一度引退し、もう頂点に立つことはないと思ってた」と笑顔。集大成と位置づけた来年のリオデジャネイロ五輪に向け「最後の1回に懸けたい」と、“金メダル締め”を誓った。
また、現役引退後のプランについても言及。20年東京五輪に向けて「IOC(国際オリンピック委員会)は、僕のキャリアで貢献できる場所。メンバーになれなくても、IOCというものに貢献したい思いはある」と、IOCメンバー入りの野望を口にした。