錦織全米OPへ弾みつける「結果出す」
「テニス・シティオープン」(3日、ワシントン)
左脚のけがで2回戦棄権となったウィンブルドン選手権以来の実戦に臨む男子シングルスの錦織圭(25)=日清食品=が3日(日本時間4日)、記者会見に臨んだ。「全米オープン(31日開幕)までの数週間を大切にしたい。(夏の目標は)いい結果を出すことしかない」と全米準優勝へとつなげた昨夏の再現を思い描いた。
ウィンブルドン後は1週間ほど休養。その後はマイケル・チャン・コーチのいるカリフォルニアで調整した「球出し練習だったり、直すところの反復練習だったり基本的なことに取り組んだ」と初心に帰って夏の北米シーズンに備えてきた。
第2シードの今回は4日(日本時間5日)の2回戦が初戦。「しっかり練習ができているし、いい感覚でプレーができると思う」と、得意のハードコートでの戦いを待ち望んでいた。