香生子惜っし~ 0秒01差メダル逃す

 「水泳世界選手権・第12日」(4日、ロシア・カザニ)

 競泳女子100メートル平泳ぎの渡部香生子(18)=JSS立石=は1分6秒43で4位だった。3位とはわずか0秒01差で、200メートル個人メドレーの「銀」に続く今大会二つ目のメダルを惜しくも逃した。男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は53秒10で6位に終わった。

 残り25メートルを切り、4番手を泳ぐ渡部のギアがぐんぐん上がった。隣のアトキンソン(ジャマイカ)に猛然と迫り、ほぼ並んで最後のタッチ勝負。「追いついたかな」との期待は0秒01差で裏切られたが、「いい経験になった」と笑顔を見せた。

 前半は、3位で折り返したアトキンソンから体一つ遅れて5番手で通過したが、ここから筋力、スタミナとも鍛えてきた成果を発揮し、迫力満点の追い上げを見せた。後半の50メートルは決勝を泳いだ8人で最速の34秒82。「後半はいい泳ぎができた」と合格点を付けた。

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