修造氏「全員の戦い」遠藤五輪相と会談

 元プロテニス選手で日本テニス協会強化副本部長の松岡修造氏(47)が18日、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな建設計画策定に向けたヒアリングで遠藤利明五輪相と会談。「東京でしっかりとした五輪を開くということは、国を含めて全員の戦いだ」などと持論を展開した。

 テレビのスポーツ中継では熱血漢で知られる松岡氏だが、この日は静かな口調。「(16年に)リオデジャネイロ五輪はあるが、東京が全て。応援という思いがすごく強い」と、今後の大会準備に期待を込めた。

 政府は14日に選手第一の原則やコスト抑制などを盛り込んだ新国立競技場整備の「基本的考え方」を関係閣僚会議で決定した。今月中にも総工費の上限を含めた建設計画をまとめる方針で、遠藤五輪相が各界の有識者から意見を聞いている。

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