ガトリン誓った…リオでリベンジ
「陸上世界選手権・男子200メートル」(27日、北京)
男子200メートル決勝は世界記録保持者のウサイン・ボルト(29)=ジャマイカ=が向かい風0・1メートルの条件下、19秒55の今季世界最高をマークして4連覇を達成した。100メートルとの2冠で、金メダルの大会最多記録を通算10個に伸ばした。ジャスティン・ガトリン(33)=米国=は19秒74で100メートルに続いて2位。
ガトリンは0秒01差で競り負けた100メートルに続いてボルトに敗れた。前半の加速に勢いがあったが、後半の伸びはライバルが上だった。2005年ヘルシンキ大会以来の頂点に立てなかったが、「まだ速く走れる。いいレースができて満足だ」と吹っ切れた表情。「来年のリオデジャネイロ五輪に向けて準備し、もっと強くなる」と再起を期した。