「ラグビー・テストマッチ、日本４０－０ウルグアイ」（２９日、秩父宮）

　日本代表は４０－０でウルグアイ代表に快勝した。開始から素早い展開で試合の主導権をつかみ、６トライを奪い、相手を無得点に抑えた。３１日にＷ杯イングランド大会（９月１８日開幕）に出場する最終メンバーが発表される。現地入り後は５日にジョージア代表とテストマッチを行う。

　Ｗ杯前の国内最後のテストマッチでエディー・ジャパンが躍動した。まずは前半１２分に右に展開してＦＢ五郎丸が先制トライ。１５分にはカウンターからナンバー８ツイが突進、ＷＴＢ松島がフォローしてＳＯ小野のトライにつなげた。さらに２５分にはＷＴＢ福岡が内に切り込み、最後はフランカーのブロードハーストがトライを奪って前半を２１－０とリードした。

　後半に入っても日本の勢いは止まらない。４分に松島、１０分にツイ、そして２８分には福岡がトライを重ね、４０－０で快勝。Ｗ杯へ弾みをつけた。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「非常にいいアタックができた。もっと状況判断を良くしたい」と語った。