柔道女子2年ぶりV 初のアベック優勝

 「世界柔道選手権」(30日、アスタナ)

 日本女子が決勝でポーランドを5-0で下し、2年ぶりの優勝を遂げた。 日本女子が無敗で本家の底力を示した。経験豊富な先鋒(せんぽう)の中村が気迫のこもった闘いで流れを呼び込み、21歳トリオの山本、田代、新井ら若手が躍動。南條監督は「一番の功労者は中村。若い世代もよくやった」と選手をねぎらった。

 1月に死去した斉藤仁前強化委員長をしのび、南條監督は「一緒に闘うつもりだった」と写真を胸に大会に挑んだ。表彰式で57キロ級の山本杏(国士舘大)がその写真を掲げて君が代を聴いた。

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