父の遺影持ち…母と兄が吉田を応援

 「レスリング・世界選手権」(9日、ラスベガス)

 レスリング女子の吉田沙保里(32)=ALSOK=が53キロ級で、連覇を13に伸ばした。

 吉田の母・幸代さん(60)と兄・栄利さんが日本から父の遺影を持って応援に訪れた。吉田は、幼い頃から指導を受けた父・栄勝さんにリオ五輪まで現役を続け、4連覇を達成することを約束していた。

 幸代さんは「沙保里は『お父さんに応援に来てほしい』と言っていました。一緒に闘っていると思います。リオにも行きます」と話した。

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