“幸運のガ”きた奥原初V狙う!
「バドミントン、ヨネックス・オープン・ジャパン」(12日、東京体育館)
女子シングルス準決勝で、世界ランク9位の奧原希望(20)=日本ユニシス=も同3位の戴資穎(タイ・ツーイン、台湾)を2-1で破り、決勝に進出した。
奧原が“幸運の虫”も味方につけ、同学年のライバルを初めて下した。「コートにガが入ってきて相手が笑っていた」と、集中が切れた隙を突き、流れを引き寄せた。
膝の故障で過去2大会はコートに立てなかった苦労人は、悲願の初優勝をかけ、遠征でも同部屋で枕を並べる山口と戦う。「茜ちゃんは尊敬しているし、こんな舞台で戦えるのは最後かもしれない。互いにいい試合をしたい」と気合を入れた。