照ノ富士、優勝額「増やしたい」
「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)
初日前日の恒例の土俵祭りと優勝掲額贈呈式が12日、両国国技館で行われた。5月の夏場所で初優勝した大関照ノ富士=伊勢ケ浜=は初めての優勝掲額に決意も新た。綱とりへの足固めをするため2度目の優勝を目指す。
土俵祭りを終えた後、照ノ富士は第一人者の白鵬と並んで優勝掲額の贈呈式に出席。平成生まれの力士として初めての幕内優勝を飾った夏場所の感激を改めて実感した。「うれしいです。優勝額?でかいね。これからも増やしたいです」と言葉は少なかったものの、表情は一段と引き締まっていた。
夏巡業中に左膝を痛め、10日には腹痛で休養したが、それ以外はコンスタントに稽古を積み重ねてきた。初日の相手は過去5戦全勝の碧山。きっちりと白星発進で流れに乗る。