「全日本アマチュアボクシング選手権・関西ブロック選考会」（１３日、関大）

　タレントで元プロボクサー・赤井英和（５６）の長男・英五郎（２０）がデビュー２連勝を飾り、全日本選手権（１１月１８～２２日、岩手）の出場切符を獲得した。前日の初陣勝利に続き、大学２年時に国体８強の実績がある入江遼太（２３）を判定３－０で撃破。ミドル級（７５キロ以下）で関西ブロック代表を決めた。

　父・英和は都内で舞台稽古のため前日に続いて観戦できなかった。佳子夫人から電話で勝利の報告を受けると「ケガはなかったか？十分、優しくしてやってくれ」と愛息の体を思いやった。前夜、電話を受けた夫人は「『右のガードを上げろって言ってくれ、いや、やっぱ言わんでええ、ワシもガード低かったから。いや、やっぱり…』って何回も電話してきた」と、夫の心配ぶりを明かした。