“新ビーチの妖精”坂口佳穂は敗戦に涙
「ビーチバレーJBVツアー第2戦・東京オープン」(19日、お台場海浜公園)
予選のプール戦が行われ、“新ビーチの妖精”と注目される坂口佳穂(19)=川崎ビーチスポーツクラブ=はインドアから転向してきた鈴木悠佳子とのペアで、足立沙也夏、沢目繭(産能大)と対戦し、21-23、16-21で敗れた。
「作戦がはまった」という第1セットは坂口のサーブ、身長178センチの鈴木の高さを生かした攻撃が機能し、一時12-7とリードを奪った。しかし、徐々に相手に対応されると、終盤に追いつかれ、先にセットポイントを迎えながら競り負けた。「どうしても(気持ちが)1回沈む部分が出てしまう。悪いところですね」。第2セットは流れをつかみきれず、ストレートで敗れ、JBVツアー初勝利を逃した。
競技歴1年半。注目を浴びる中で、結果のなかなか出せないもどかしさもある。試合後は「また負けちゃった。プレッシャーなんか感じる(立場の)選手じゃないのに」と涙。20日に行われるプール戦第2戦に、悔しさをぶつける。