サーフィン界新星・大原「特別な一日」
2020年東京五輪の追加種目選定で、大会組織委員会は28日、都内で理事会を開き、野球・ソフトボール、空手、ローラースポーツのスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目を国際オリンピック委員会(IOC)に提案することを決めた。来年8月にリオデジャネイロで行われるIOC総会で追加種目が正式決定する。
今年8月、18歳の侍サーファーが世界を驚かせた。ロサンゼルスで行われた全米オープンで、プロサーファーの大原洋人(18)が、海外の有力選手を抑え、同大会日本人初優勝の快挙を達成した。「何て言っていいか分からないし、すごくうれしい。特別な一日になった」。5年後は選手として脂の乗ってくる23歳だけに、メダルの期待も懸かる。五輪という名の“ビッグウエーブ”も、華麗に乗りこなす。