“ハンドの澤穂希”40年ぶり五輪導く
ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が5日、都内で16年リオデジャネイロ五輪アジア予選(20日開幕・愛知県体育館)に向けた代表メンバーシップ22人を発表した。一足先に五輪出場を決めたバスケットボール女子、W杯で快進撃を見せるラグビー男子と団体競技が脚光を浴びる中、40年ぶりの五輪出場に向けて、闘志をみなぎらせた。
ハンドボール界のレジェンド、“ハンド界の澤穂希”といえる田中美音子(40)=ソニーセミコンダクタ=も名を連ねた。今年3月に7年ぶりに代表に復帰。日本リーグでの総得点数は歴代最多の1394点。日本代表でも国際大会得点数は603点を記録している。五輪予選を戦うのはアトランタ、シドニー、アテネ、北京に続いて5回目という大ベテランは「私の経験をいかせれば」と、初の五輪出場へ闘志を燃やした。