エディーHC日本ラグビーに改めて警鐘

 ラグビーのW杯イングランド大会の1次リーグで3勝を挙げた日本代表が13日、羽田空港着の航空機で帰国した。今大会を最後に退任するエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が、あらためて今後の日本ラグビーへの警鐘を鳴らした。

 代表のヘッドコーチに就任してから、日本ラグビーに根付いている伝統や習慣の功罪を指摘。19年大会へ進化するためのポイントを聞かれ「日本の選手の質は高い。しかし、高校、大学、トップリーグでは高いレベルのパフォーマンスを発揮できる練習をしていない」とバッサリ。いい選手を育成して、競争力が上がれば代表の強化につながるものの「それを遂行するのは、とても困難である。なぜか?変化を嫌う人がいるからだ」と語気を強めた。

 日本代表の岩渕健輔ゼネラルマネジャーは、現在候補が約60人リストアップされている後任のHCについて、「今回は3勝したが、それ以上の成果を収めないといけない」と語った。19年大会の開催国として決勝トーナメント進出をノルマに掲げ、世界レベルの実績がある人材を選ぶ考え。12月の理事会で正式に決定する見込みだ。

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