宇野GPデビュー4位発進
「フィギュアGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ」(23日、ミルウォーキー)
GPデビュー戦となる昨季世界ジュニア選手権王者の17歳、宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は男子ショートプログラム(SP)の4回転ジャンプで転倒し、80・78点で4位発進となった。マックス・アーロン(米国)が86・67点で首位に立ち、無良崇人(洋菓子のヒロタ)は10位。
宇野は後半に組み込んだ4回転トーループで尻をついて転倒し、大きく減点された。「高く跳んだが、気持ちが先走って自分の軸がどこか意識できなかった」と反省を忘れなかった。トップとは5・89点差。フリーは10月上旬のジャパン・オープンで、非公認ながら185点台の高得点を出しており、逆転を狙える位置だ。