ブラックスーツに身を包んだ五郎丸は…
役者でもいける。ブラックスーツに身を包み悠然と歩くラグビー日本代表・五郎丸歩(29)を見た時、そう感じた。
28日、都内で行われた映画公開イベントにゲストとして登場したした五郎丸。ステージ横の入り口から現れ、ステージ中央へ向かう姿は、ラグビー選手というよりは、SP(セキュリティーポリス)のようだった。
撮影した写真の、うつむきながら歩く表情には、ワケありな雰囲気が漂っており、マイクがピストルだったらさぞかし似合っていただろう。
ブラックスーツは映画の主人公が着ているものと同じだが、服の下には、アクションスター顔負けのマッチョな肉体が潜んでいる。
先のラグビーワールドカップの活躍で一躍時の人となり、“五郎丸ポーズ”を行く先々で求められているようだが、この日はクールなブラックスーツに身を包み、バズーカ砲を発射して会場を沸かせた。その姿はさながら、日本のランボー。引退後は、アクションスターでも十分いけそうだ。(写真と文=デイリースポーツ・開出牧)