競泳の15歳池江、記録ラッシュ3冠
「競泳・W杯東京大会」(29日、東京辰巳国際水泳場)
中学3年の池江璃花子(15)=ルネサンス亀戸=が、女子100メートル自由形で中学新記録の54秒14、50メートルバタフライでも世界ジュニア新記録の26秒17で制し、日本新記録を樹立した前日の100メートルバタフライを含めて3冠を達成した。同200メートル平泳ぎは金藤理絵(27)=Jaked=が2分23秒01で制した。2日間で女子12種目に出場したカティンカ・ホッスー(26)=ハンガリー=は4冠で、計8つのメダルを獲得した。
池江の勢いは止まらず、新記録を連発。2種目ともエースの内田を退けた。「きつい練習をしてきたし、それなりの力はあると思っている」。プライドもにじませた15歳は「まだまだ力は出ると思う」と底知れぬ可能性を感じさせた。平井ヘッドコーチも「2日間で池江選手の台頭を感じた。リオや東京五輪に向けていいムード」と称賛した。