内村 母、妻、愛娘に会心ガッツポーズ
「体操・世界選手権」(30日、グラスゴー)
男子個人総合決勝が行われ、日本のエース、内村航平(26)=コナミスポーツク=が92・332点で前人未到の6連覇を達成し、16年リオデジャネイロ五輪代表に内定した。
試合会場では、はちまき姿の母周子さんや、2人の娘とともに訪れた妻の千穂さん(26)が応援。優勝を決めた内村は家族のいる観客席に向かってガッツポーズで喜びを伝えた。周子さんは「いつもは団体総合で勝てない悔しさを個人総合にぶつけていた。今回は団体で優勝できたから少し不安もあった。鉄棒は演技を見られなかった」と、6連覇にホッとした様子だった。
内村によると、2歳の長女は徐々に父が体操選手であることが分かり始めているという。次女は今年3月に生まれたばかり。「娘たちの記憶に残るまで頑張りたい」というパパの奮闘は続く。