フェンシング“次世代”松山が予選突破
「フェンシング・高円宮碑ワールドカップ・第1日」(6日、駒沢体育館)
男子フルーレ個人の1次リーグなどが行われ、“次代のエース”と期待される世界ランク90位の松山恭助(18)=早大=が5勝1敗で突破し、64人による7日の決勝トーナメントに進出した。世界選手権金メダリストで、5年ぶり2度目の優勝を狙う世界ランク2位の太田雄貴(29)=森永製菓=はシードのため、決勝トーナメントから出場する。
リオデジャネイロ五輪出場を狙う団体戦のメンバーで、世界選手権代表の松山が華麗な剣さばきで順当に1次リーグを突破した。東亜学園高時代、太田以来の史上2人目となる高校総体3連覇を達成した逸材。「過去の栄光だし、気にしていない。ただ、五輪は去年までは憧れだったけど現実味が出てきた。絶対に出たい。今大会はベスト32以上を」と意気込んだ。