出場停止の立行事式守伊之助が復帰
「大相撲九州場所・11日目」(18日、福岡国際センター)
ただ一人全勝で単独トップの横綱白鵬は、大関稀勢の里をはたき込みで破って11連勝。36回目の優勝へ着実に前進した。また、軍配差し違えで3日間の出場停止となっていた立行司・式守伊之助がこの日から復帰した。
軍配差し違えが重なって3日間の出場停止処分を受けていた立行司の第40代式守伊之助が復帰した。結びの白鵬-稀勢の里など2番を滞りなく裁き「多少は緊張した。間違いは僕の力不足」と話した。出場停止の1日目は「相撲が見られなかった」。この日は同部屋の白鵬が場所入りした際に顔を合わせ「お帰りなさいと言っていただいた。ありがたい」と表情を緩めた。