背泳ぎ入江、筋肉量一般人以下だった
競泳背泳ぎの入江陵介(25)=イトマン東進=が1日、グアム合宿に向けて成田空港発の航空機で出発。体重増と筋力強化を目的とした肉体改造が順調に進んでいると明かした。
8月の世界選手権(ロシア)で個人種目2大会連続のメダルなしに終わった入江は、パワー不足を痛感。太ももの筋肉量が一般人以下だったことも判明し、64キロだった体重の増加と筋力トレーニングに明け暮れている。
入江は「ご飯と麺を食べた後にパンも流し込む食生活を続け、目標の68キロまであと1キロちょっと。30キロぐらいしか上がらなかったベンチプレスも45キロまで上がるようになりました」と筋力アップを実感。14日からは米アルバカーキで約1カ月間の準高地合宿も実施し、速さと強さを兼ね備えたスイマーとして来年のリオデジャネイロ五輪に臨む。