ラグビー日本代表HC候補にジョセフ氏

 日本ラグビー協会が5人程度に絞り込んだ代表次期ヘッドコーチ(HC)候補の中に、今年世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」でハイランダーズを優勝に導いたジェイミー・ジョセフ監督(46)が含まれていることが2日、関係者への取材で分かった。日本協会は外国人を軸に選定を進め、17日の理事会をめどに決める方向だ。

 ジョセフ氏は11年にハイランダーズ監督に就任。契約は16年まで残っているため、日本協会関係者の中にはHC就任への障壁になると指摘する声もある。

 ニュージーランド代表FWとして95年W杯に出場するなど20キャップを持つ同氏はその後、来日して福岡県に本拠を置くサニックスに加入。日本代表でも99年W杯でプレーし、9キャップを重ねた。当時は複数の国・地域の代表になることが認められていた。

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