赤井親子ミット打ち披露「まず日本一」
アマチュアボクサーの赤井英五郎(21)が21日、大阪府東大阪市の近大ボクシング部で総監督を務める元プロボクサーでタレントの父、赤井英和(56)から指導を受けた。現在は米国の大学を休学して日本で練習しており、今回は父の母校で韓国・保寧選抜との合同合宿に参加した。
韓国で7年間無敗の金動会(30)とのスパーリングでは、強豪の多彩な攻撃に苦戦。それでも、ミドル級らしい重い左ボディーや右ストレートを打ち込む場面も見られた。赤井総監督はキャリア2年足らずの長男を「近大の中では高校生みたいなもの」と言いながらも「怖がらずに前にいく強い気持ちを持っている。パンチはあると思う」と評した。
親子のミット打ちも初披露。“浪速のロッキー”と呼ばれた父の存在は大きいが「僕は赤井英和になれないし、お父さんも僕になれない。お父さんに嫉妬されるくらいになりたい」と英五郎。目指すは東京五輪。今年は昨秋に8強入りした全日本アマ選手権で「まず日本一」と意気込んだ。