セリーナ磐石の強さで決勝進出

 「テニス・全豪オープン」(28日、メルボルン)

 シングルス準決勝は女子で2年連続7度目の優勝を目指す第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(34)=米国、四大大会初制覇を狙う第7シードのアンゲリク・ケルバー(28)=ドイツ=が勝ち、30日の決勝へ進んだ。

 S・ウィリアムズは第4シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)に快勝し、四大大会通算26度目の決勝に進出。ケルバーはノーシードのジョアンナ・コンタ(英国)を退けた。

 絶対王者のS・ウィリアムズが、抜群のパワーとスピードで世界ランク4位のA・ラドワンスカを手玉に取った。今大会、1セットも落とさない盤石ぶりで「最高の出来なら、私を倒すのは難しい」と自信たっぷり。準決勝で敗れた昨年の全米オープン後は大会に出場せず、けがの回復に努めてきたが、ここまでその影響を全く感じさせていない。

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